英語と同時に「日本」を学ばせる!
何のために英語を学ばせるのか
「大きくなったときに絶対に役に立つから」という親心でお子さんに英語を学ばせようとするご両親が多くいらっしゃいます。
特に最近では訪日外国人の増加や、Google社やApple社に代表される一流企業のグローバル化も加速している影響で、以前に比べてもお子さんに英語を学ばせようとする方が増えているように思います。
単に英語を習得するという観点だけで見ると、海外アニメのDVDを見せたり、アプリなどで家庭だけで英語に触れ合わせることは大いに可能です。
ただし将来、外国で使える英語を学ばせるという観点で見てみると、上記だけでは不十分だと思います。
つまり英単語を覚えることは単語帳だけでも可能ですが、英単語を組み合わせて、自分の思いや情報を的確に相手に伝えることは単語帳だけでは不十分だということです。
日本人であることの優位性
では生きた英語に触れさせるために近所の英会話教室に通わせればいいのか?
もちろん生きた英語を触れさせることは大切ですが、もっともっと大事なことがあります。
それは将来外国で英語を使ってコミュニケーションをとるために、あえて日本の文化を学ばせることです。
たとえば、的確な情報を収集するために漢字を学ばせる、歌舞伎や相撲など日本古来の文化に触れさせることも良いですね。
ご存知のとおり、日本の神社のたたずまいや京都や奈良などの古都、東京に代表される大都市というのは外国人に非常に人気があります。
お子さんが将来外国に出たときに、母国である日本の文化をあまり知らない、というのはあまりにも勿体ないことです。
“ただ英語が話せる”ではもったいない
幼いころから始めれば、英語を習得することはそれほど難しいことではありません。
一見遠回りに思えるかもしれませんが、幼いころに英語だけでなく敢えて日本独自の文化を学ばせることで将来の英会話に奥深さが出てくるはずです。
日本と外国のそれぞれのよさを知り、日本と外国文化との橋渡しが出来るお子さんであれば”ただ英語が話せる”人に比べて格段に国際社会で活躍できるはずです。