給料以上のものが得られることも!英会話講師として働いてみる。
1.お金を稼ぐだけではない「何か」がありますか?
この記事を読んでいる皆さんにとって英会話講師とはお金を稼ぐためだけでなく、他の「何か」を得たいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その「何か」は人それぞれ違うと思いますから一概には言えませんが、
例えば
留学経験や海外経験を仕事に生かしたい。
むかし通っていた英会話教室の先生がかっこよかったので私もかっこいい先生になりたい。
英語が話せることで海外旅行が楽しめたので、多くの人にその感動を伝えたい。
子どもが大好きなのでたくさんの子どもたちと触れ合いたい。
または
出産や子育てなどで一度は辞めてしまったが、また講師に復帰したい。
せっかく頑張ったTOEICや英語検定の資格を生かせる仕事に就きたい。
などなど、人それぞれ英会話講師に就く動機はお持ちだと思います。
非常に乱雑な表現をしてしまえば、ご自身の英語力を生かしてお金を稼ぐだけならば講師以外にもたくさんの仕事があるはずです。
数ある職業の中から、英会話講師として働くことにどのような利点があるのでしょう。
2.英会話講師として働くということ
講師の業務は、生徒さんへのレッスンだけでなく、問い合わせ対応や生徒募集、生徒さんに楽しんでもらうための教材作りなど多岐にわたります。
初めは不安に感じることや上手に出来ないこともあるかもしれませんが、自分が手がけた企画や教材に対して喜んでくれたり感動してくれたりすると強いやりがいを感じられます。
これは同じ英語を使う職業である英文事務や通訳士、翻訳士ではそう簡単に経験できるものではありません。
教員免許や弁護士資格を持っていないのに「先生」と呼ばれる職業もなかなかありませんよね。
また、英語を教えることによって皆さん自身の英語力が向上することも特筆すべき点です。
仕事としてお金をもらっている以上ご自身の英語力向上のためだけに働くのはいけませんが、他人に教えることによって自分では気づくことの出来なかった別の視点や”気付き”が必ずあります。
1人で悩んでいても解決しなかったことが「あぁこういうことだったんだ!」と仕事を通して解決できますし、同じことで躓いている生徒さんがいれば教えてあげることも出来ます。
難しく考える必要はありません、生徒さんの手を取って一緒に英語という壁を取り払っていけばそれが立派な「教育」です。
最後にもうひとつ給料以上に得られるものを紹介します。
3.英語の勉強にかけるコストを考える。
いまや2020年に開催される予定の東京オリンピック、円安の影響による訪日観光客の急増などで、日本にいても外国人を目にする機会が格段に増えてきました。
それに伴って「外国人と英語で話せるようになりたい」と英会話の勉強を始める方が増えているようです。
英語と縁のない仕事をされている一般のサラリーマンやOLさんが英会話をマスターしようとすると、仕事の前後に勉強の時間やお金を確保する必要があります。
例えば月に22日間会社へ行って8時間働くとすると、労働時間は176時間になります。
月給を35万円得ている方であれば時給に換算すると約2,000円です。
つまり1時間を英語の勉強に費やすと、2,000円の投資をしたことと同じなのです。
なぜならこの2,000円という金額はその人の1時間が持つ潜在的な価値だからです。
当然1時間ではマスターできませんから、投資額はどんどん増えていくことになります。
それでは英会話講師であればどうでしょう。
業務中に定期的に外国人の先生と話す機会や、教材作りなどで英語と触れ合う機会がありますから、投資する額としては上述のサラリーマンやOLさんに比べると格段に少なくて済みます。
もちろん仕事ですからご自身の英語力向上のことばかり考えてはいけませんが、実はお給料以上に得られるものがあるのも英会話講師としての利点です。
お給料の絶対額だけでなく、目に見えない投資効果もこの機会に考えてみてくださいね。